ブログ「時田・幻椏・芳文の「我貌徒然」」の記事
ビジネスダイアリー
今年も残しところ後10日、と押し詰まって来た。先週末から年末のご挨拶廻りを始めているが、この1年を思うと厳しさのみが身に沁みる。我が社では、毎年ビジネスダイアリーを用意し、お世話になった方々にお配りをしている。すでに半世紀近い歴史を持っていると思うなだが、この間、このビジネスダイアリーのデザインは全く変っていない。改めて保存してある私のビジネスダイアリーを見ると、1970年のものが1番古い。私はまだ学生で一冊分けてもらい、そこには細かい日々の生活が書き込まれていた。山手線一区間30円の時代である。当時、官公庁の仕事が大方で、お役人に配る事が多かった様であるが、つつましく1ページ目に我が社の名前が印刷されているだけで、そのページを破り捨てれば自前のステーショナリーになる事から特に便利に使えたらしく、要望が多かった。と言う事で、大方の配り先は毎年決まっていた様である。私の本棚にも、綺麗に40冊のノートが並べられている。変わらない事の価値であり、美しさである。
そのビジネスダイアリーがついに生産中止、同じ物が用意出来ないと言う。薦められた商品に変えざるを得なかったのだが、残念で仕方ない。大正100年、と言う今年を終えてビジネスダイアリーひとつを見れも、リセットされる。折角のリセットの年ならば、大いなる構想の中で新な価値を模索し、真にパラダイムシフトの1年にしたいものだ。そうしなければ成らないと、強く思うのである。